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野外調査と室内実験によるオカダンゴムシの移動能力の推定 [原著]

Furukawa et al. (2017) Estimation of the walking ability of an exotic terrestrial isopod Armadillidium vulgare Latreille by field and laboratory measurements. Edaphologia 101:27-32.

生物の移動能力は生息範囲の推定や群集構造の解明に関わる重要な要因であるが、ワラジムシ類に関する知見はほとんどない。本研究では、外来性ワラジムシ類の一種オカダンゴムシを対象として、野外調査では標識再捕法を用いて、移動能力を推定し、室内実験では、デジタルビデオで録画した映像をMoveTr2Dというソフトで解析して、単位時間あたりの移動能力を推定している。

野外で行った標識再捕法によりオカダンゴムシは1日で24 m、8日で51m移動下個体も見つかっている。一方、室内実験の計測では、1時間で12cmとほとんど動いていない個体もいる一方で、最大49mも歩行した個体が確認されている。一日のうち、実際にその速度で活動する時間は限られるだろうけど、オカダンゴムシも結構、移動する能力はあるらしい。

どこかで見たような気もするけど、この研究で使われているソフトはカタツムリとかナメクジの移動能力を測定しなおす際に参考になりそう。
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