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相利共生系における有効性概念の枠組み [原著]

Schupp et al. (2017) A general framework for effectiveness concepts in mutualisms. Ecology Letters doi: 10.1111/ele.12764.

主に植物と動物の相互作用系で使われてきた量的な要素と質的な要素からなる有効性(effectiveness)の枠組みを5つの共生系(送粉、種子散布、植物防衛、根粒、菌根)に拡張を試みた研究。effectivnessという用語自体は使われてきているが、研究によって意味合い異なり、必ずしも統一的に使われているわけではない。また、植物と動物の相互作用系では、パートナーとなる動物が植物の適応度や個体群動態に及ぼす影響に注目しているが、植物の資源を動物が利用することで、動物の適応度や個体群動態に及ぶ影響についてはほとんど知られていない。これらの共生系には多様なシステムが含まれるが、process(相手から受け取る資源やサービス)とoutcome(資源やサービスは適応度や個体群動態に即効性があるものと遅発性があるものがある)には共通点があり、そこに注目して一般的な枠組みを構築しようとしている。

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