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ホンコンにおけるハクビシンとコジャコウネコの種子散布者としての役割 [その他]

Ho (2009) The role of masked palm civet (Paguma larvata) and small Indian civet (Viverricula indica) in seed dispersal in Hong Kong, China.

昨年、ATBCのアジア部局のシンポジウムをオーガナイズした時の発表者の一人。糞内容分析の前提となる糞からハクビシンとコジャコウネコを区別する方法、糞内容分析による果実食の把握、実験室内と野外での発芽実験を組み合わせた修士論文。

糞内容分析から、33種の植物の種子が見つかっているが、いわゆる哺乳類が食べる果実に含まれるものが多い。乾季に果実の重要性が高まり、雨季には果実が減った分は昆虫類が増える。特にサツマゴキブリ Opisthoplatia orientalisの外骨格が頻繁に見つかるらしい。そんなものを食っているのか…。

東南アジアの食肉目による種子散布に関連した文献を丁寧に収集してある引用文献は参考になる。特に中国で過去に行われている文献がまとまっているのはありがたい。

コレットさんはシンガポールへ移る際に19年かけて収集したジャコウネコ類の糞内容分析を行ったデータをポンと著者に渡していったらしい。地道に収集したデータをきちんと記録しているのはさすがだ。
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